男磨き

男性の美容ヘルスケア情報を中心に、男の目線で長年エステ業界に関わってきた知識でキレイになりたい男性のための情報を発信していきたいです。営業マンのエチケットや男性アンチエイジングなど

新店舗エステサロンのオープン告知ポスターができました!

オープン告知のポスターです

新店舗エステサロンのオープン告知ポスターができました

実際はA1サイズの大きなサイズのものです。デザイナーさんがかっこよく作ってくれたので、私自身もとても気に入っています。

姉妹店のサロンに貼っていただく予定です。印刷された実物が届くのたとても楽しみ!

他にもまだまだ用意しないといけない物がたくさんあるので頑張ります!

男性エステティシャンの方が"かわいい"を作れる

どうして男性エステティシャンがいるの? 

まだまだ男性のエステティシャンが少ないので、私の職業を珍しいと感じる方が多いようで「なぜ男性でエステティシャンなの?」と聞かれてしまいますし、本来なら女性エステティシャンだけでも良いのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。 

男性エステティシャンと女性エステティシャンの違い

よく受ける質問として「男性エステティシャンと女性エステティシャンの違いはあるのか?」ということを聞かれます。これは私がいつも自信を持ってお答えしているのが

男性エステティシャンの方が女性をキレイにできます!

ということです。

異性の目線でのキレイ

よく合コンで「かわいいこ連れてくるからね!」と女友達から聞いていて、いざ当日になると「かわいい…?」という経験はありませんか?女性の方も逆の場合での経験があるかと思います。これは男性目線と女性目線とでは「かわいい」「かっこいい」の基準が違うせいなので、どうしても仕方ないことなんです。

そういった異性の目線からお客様の美をプロデュースし、その方のキレイをより引き出すことができるのです。

美容師さんでもそういう傾向があるようで、女性の知り合いが「男性の美容師さんの方がいい感じにしてくれる事が多いから、いつも男性にお願いしてる」という話を聞いた事があります。

もっと業界的にも男性のエステティシャンが増えて、美容師のようにお客様の好みで選べるような、そんな時代になるよう私も貢献していきたいと思っています。

男だけどエステ業界で働いてます

初めまして。大畠 宏基(おばたけ こうき)と申します。

美容関係やエステに関わってきて10年以上になりますが、2017年に自分がプロデュースするメンズエステサロンが京都にオープンすることになりました。今回はその先駆けとして、キレイになりたい男性のための情報発信をしていきたいと思い、ブログを開設しました。

男なのに美容に興味を持った理由

よく「男なのに何故エステをやっているんだ?」と質問をされますが、私自身の人生のターニングポイントにもなったある出来事がありました。

老人ホームの実習中でのできごと

私が大学時代に専攻していたのが福祉と心理学になるのですが、在学中に福祉の資格のために老人ホームで実習をしていた時です。担当していたおばあちゃんが髪を梳かしていたのが昼間だったので「おばあちゃん、なんで今の時間に髪を梳かしてるの?」と質問したところ「デートしたい」とおっしゃったのです。なんと、同じ入居しているおじいちゃんと庭を散歩するために、梳かしていたのです。

福祉の現実

でも老人ホームに入居しているおばあちゃんが出来るおしゃれは髪を梳かすくらい…。せっかくのデートなのに勿体ないと思い、女性ヘルパーさんに「もっと何か(メイクとか)してあげれませんか?」と交渉したところ、人員が少なかったので「そんな時間はない」と却下されてしまいました。「それでは業務としてそういうことはできないですか?」と聞いてみても「そんな仕事はないよ」と言われてしまいました。 

女性はいくつになってもおしゃれを楽しんだり、デートにわくさくする気持ちは同じなのだなと思いながらも、当時の自分ではそれを汲んであげることができませんでした。

男性エステティシャンのいない時代に

それならば、男性で美容やエステに関わろうと就活中にいろいろ調べてみたのですが、男性が出来るのはエステの経営の部署ばかりで、現場で技術を学びたかった私はエステティシャンを希望していたのですが、当時は男性エステティシャンの求人というものがありませんでした。

住んでいた実家が田舎なので、唯一あった某有名化粧品会社のエステサロンに直接ピンポーンとインターホンを鳴らして「エステティシャンになりたいのですが!」と交渉をしました。最初はサロンの方も「男なのに、何を言っているの?」といった感じでしたが、そこのオーナーさんがとても良い方で「本社に確認してみますね」と交渉をしていただき、そこでメンズのエステティシャンとして働けることになりました。

支部の実習へ行っても男が一人ポツンという状況ではありましたが、せっかくのチャンスだと思い、化粧品と簡単なマッサージと補正下着の勉強をして訪問販売や講習をしながら学生時代に技術を習得していきました。

大手サロンで挑戦の日々

就活でも現場でメンズエステティシャンとして働ける職場を探していると、某大手サロン(大御所アイドルがイメージキャラクターのあそこです)に入社でき、メンズエステティシャンとして勤務しだしたのですが、まだ業界的にもメンズエステが始まったばかりの頃です。加えて自分もまだまだ技術面が弱かったので、会社が運営している専門学校に通いながらお店に立つことになりましたが、勤務地は岡山、学校は大阪と毎週往復する休みのない日々でした。そんな生活は半年〜1年程だったと思いますが、忙しすぎたのではっきりとした期間を覚えていない程でした。

2年目から熊本の店長に任せられました。そのお店ではありがたいことに売り上げが上がっていったのですが、メンズの売り上げが上がっていても、女性の方が売り上げが落ちてきていたのです。そこで上司から前例のない、男性でも女性のエステに入るよう指示がありました。

手探りの毎日でしたが、なんとか女性の売り上げもあげることができたので、今度は九州支部を任されるようになり、その後のも本社勤務で人事も見るようになりました。

化粧品会社でみたエステティシャンの現状

メンズエステもレディースエステも経営面でも一通りこなせるなった頃に、独立をしようかとも思ったのですが、今度は化粧品の勉強がしたいと思いエステサロン向けの化粧品会社に転職することになりました。200店舗程のエステサロンを見ていたのですが、エステティシャンが年々減っていく現状を見て、自分も大好きな仕事なのにとても残念な気持ちでなりませんでした。

将来の目標のために

元々、この業界に入ったきっかけとなった福祉の現場での出来事が印象に残っているので、行く行くは福祉と美容を関連付けた何かを確率し、エステティシャンのイメージをもっと底上げし業界的にも盛り上げていくのが将来の目標です。

そのためにも今回、エステサロンをプロデュースから任されるようになったのは大きな一歩ですし、今まで培った知識をもっと広く皆さんに知っていただきたと思っています。不慣れなブログではありますが、少しでも美容に悩んでる方の手助けになれば嬉しいと思っております。